レトロトランスポゾン動態研究チーム

レトロトランスポゾン動態研究チーム

理化学研究所 生命医科学研究センター (IMS)
チームリーダー: 三好 知一郎

研究紹介

哺乳類ゲノムの半分近くはレトロトランスポゾンとよばれるゲノム内を移動(転移)する転移因子由来の配列から成り立っています。これらはゲノム進化を促す原動力にもなれば遺伝子破壊やゲノム不安定化によって疾患を引き起こす原因にもなります。私たちの研究室では、特にヒトゲノムにおいて頻繁に転移するLINE-1やSINEレトロトランスポゾンがどのように転移するのか、その動態制御に着目して研究を進めています。また、レトロトランスポゾンは発生や老化制御、免疫応答にも深く関与することがわかってきており、これらの高次生命現象との関わりについても研究を行っています。将来的には、レトロトランスポゾンを人為的に制御する技術を確立することによって、これらが関与する疾患の緩和や抑制につながる手法の開発を目指します。 研究内容の詳細はこちら

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連絡先、募集情報

所在地

〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-7-22 東研究棟4F

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さらに詳細についてご興味がある方は下記にご連絡をお願いいたします。
tomoichiro.miyoshi [at] riken.jp

大学院生募集・ポスドク採用情報

我々のチームでは意欲のある大学院生・ポスドクの参加を歓迎しております! 理研では、大学院生に対する研究サポートの一環として、学振DCに相当するJRAといったポジションや、修士1年からでも応募可能なパートタイマーとしてRSR などの制度が整っております。これらの制度へ積極的に応募することで、経済的な支援を受けながら、さらに研究に集中できる環境が用意されています。興味のある方はご連絡ください。

 

現在ポスドクの募集も行っております。理研では海外からのポスドクやPIなど国際的な研究ネットワークが構築されており、国際・学際的な研究環境を活用して研究を推進できるアドバンテージがあります。ご興味のある方は、 現在のポスドク募集であるこちらのサイトもご参照ください。また、理研ではより高度な技術・研究能力を有するポスドクに対して理研 基礎特研というポジションが用意されています。このポジションに対しては理研から別途研究予算の支援もあります。もちろん学振PDからの応募も大歓迎です。興味のある方はご連絡ください。