[開催レポート]
理研よこはまサイエンスカフェ「骨・関節の病気と遺伝子の関係」

日時
2016年2月28日(日)14:00~16:00
講師
稲葉(黄)郁代(統合生命医科学研究センター 骨関節疾患研究チーム 上級研究員)
会場
かわさき宙(そら)と緑の科学館
人数
35名

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遺伝のしくみ、骨・関節疾患、遺伝子解析、オーダーメイド医療の展望について講演がありました。多くの研究者の努力で、疾患に関わる感受性遺伝子の解明も少しずつ進んでいますが、まだ機能不明な遺伝子は多くあります。

病気と遺伝子の関係が明らかになれば、病気のしくみがわかり、新たな予防、治療法の開発につながります。 環境の影響も大きいため一概に言えませんが、遺伝子情報から病気へのかかりやすさ、薬の副作用を予測し、個人の体質に適した医療への展望について語られました。

 

 

DNAを採取するキットを紹介。→

 

遺伝子の解明が進めば、医療への応用も期待できる一方、倫理面の配慮、取扱いも重要となることが語られました。

参加者の声

・遺伝情報に関して最新の話が聞けた。自分の体や健康に関わるので興味があった。(20代)
・今まで知ることのない分野の最新の技術をわかりやすく説明していただけました。(50代)
・研究者の方から直接、お話を伺えて、イメージが膨らみました。
 また、楽しい雰囲気が良かったです。(30代)
・普段接する事のない分野の話を聞けた。研究者と質疑ができるのは、こういう場ならでは。(40代)
・専門的な内容までお話いただいて難しかったけど、おもしろかったです。(50代)

 

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

 

関連リンク:統合生命医科学研究センター 骨関節疾患研究チーム

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